わが国の人口の約1%をしめるB型肝炎ウイルスのキャリア(持続感染者)には、集団予防接種における注射器の連続使用によって感染させられた人が少なくありません。厚生労働省は平成23年に40万人以上と推計しました。現在30代以上の方なら、気づかないうちに幼少時の予防接種で感染していた可能性があります。
平成元年に5人の原告がはじめた全国B型肝炎訴訟は、平成23年、国と私たち原告団・弁護団とのあいだで「基本合意」がむすばれ、現在は、被害者への「給付金」支給などがおこなわれています。
B型肝炎訴訟の二つの目的
①過去の集団予防接種によってB型肝炎ウイルスに感染した方の救済(「給付金」のすみやかな支給)。
②すべてのウイルス性肝炎キャリア・患者が安心して医療を受けられるような体制の整備。
私たち弁護団は、この二つの目的のために、B型肝炎ウイルスの患者やキャリアのみなさんはもちろん、医療関係者や行政のみなさんなどとも協力して活動しています。難しい事案でも解決に知恵と力をつくす私たちの活動は、NHKをはじめ、多くのメディアで取り上げられてきました。
B型肝炎訴訟のことなら、経験豊富な当弁護団まで、どんなことでも安心してご相談ください。ご相談は無料、提訴するときも「成功報酬制」ですので、お金の心配はなさらなくて結構です。
全国B型肝炎訴訟東京弁護団 群馬支部
群馬支部長 弁護士 藤倉眞
群馬支部事務局長 弁護士 吉野晶